花より団子

花より団子なんて言いますが、花が好きな人からしたら団子より花でしょう。

絵画をみて感動する人もいれば私のように何も感じない人もいる。

音楽で感動する人もいればBGMとしか思っていない人もいる、騒音だと言う人もいるだろう。

結局は自分が好きか嫌いか、それだけでモノの見え方、感じ方が違うという事なのではないでしょうか。

 

人間も同じではないだろうか、自分の好きな人にはひいきしてしまったり、嫌いな人は何をしても嫌いだったりする。

それはある程度は仕方ないとは思うが行き過ぎると色々見失う。

有名人などを信者と呼ばれるほど好きになってしまうと、どうみても黒い服も、その人が白と言えば白なんじゃないかと本気で考えてしまう。少し大げさだったかもしれませんが、このような事が起こる。

心に中立な自分を持っていないといけない。好き嫌いだけで判断してはいけないのだ。

 

差別とよく言われるが、何が原因でなぜ差別しているのか、差別している人はただ馬鹿みたいに好きか嫌いかでしているのではないでしょうか?「親が憎けりゃ子も憎い」みたいなのは本当に人間の器の小ささがうかがえる。

 

せっかくこの世に生まれたのだから色々なものに感動したい。それにはモノを好きにならなければ感動出来ないかもしれない。

人付き合いが苦手な人も、人を好きになれば苦手じゃなくなるかもしれません。

そう上手く行かないと思っているでしょう、私も思います。

しかし諦めずにいればいずれ自分の周りには分かり合える人が集まってくると思っています。

 

結局人間善い人が慕われる。悪名高い人もたくさんいますが、大体裏では嫌われています。本当に善い人になるのは難しいですが、善くあろうとする気持ちが大事なのではないかと思っています。